POGでは毎年重賞勝馬の弟妹が人気をしており、特に前年のGⅠ勝馬の弟妹は絶大な人気を博しています。
そこで、重賞勝馬の弟妹が重賞勝馬(GⅠ3着以内含む)かについて調べました。
過度な期待は禁物
過去3年のGⅠ3着以内馬、重賞勝馬の内、兄姉が重賞勝馬は161頭中17頭(重複あり)で、10.5%でした。
POG2019-2020のnetkeibaの指名馬ランキング上位50頭中19頭(38%)が重賞勝馬の弟妹ですから、重賞勝馬の弟妹は実績に比してかなり人気をしている印象です。
狙いは兄姉にオープン馬が複数いる馬
兄姉が重賞勝馬で自身も重賞勝馬になった馬はどういう馬なのかをみてみると、重賞勝ちの兄姉以外にもオープン馬(3勝以上)が1頭以上おり、一発屋ではない繁殖能力が高い母であることも重要であることがわかりました。
早期デビューがほとんど
デビュー時期についてみると、ほとんどの馬が9月までにデビューするなど、早期デビューで順調に調整された馬が多いという結果でした。
高齢の母馬も多くなっていますが、順調に調整され、9月までの早期デビューができるというのも1つの目安になると思われます。
まとめ
兄姉が重賞勝馬という馬は、期待ほど走っていませんが、『重賞勝馬の兄姉とは別にオープン馬がいる馬や、9月までの早期デビューの馬はいい』ということがわかりました。
今回はこの辺で。